スマホの充電に関して知っておいたら得!!急速充電についても触れます!
もう夏が近づいてきたこの頃・・・
海開きも終わったことだし、数年ぶりに泳ぎにでもいきたいな!
やまちゃんです♪
昨日はスマホの機内モードに関するあれこれを紹介しました。今日はスマホの充電について紹介していきますね。
電流で充電速度が変わる?
結論から言っちゃいますと、答えは変わるです。
皆さんは普段、スマホを充電するときに何か意識して充電していることはありますか?大体はバックグラウンドアプリを消すとか少しでも充電が早く溜まるようにと思って充電していると思います。
そこで、スマホ本体ではなく充電器そのものに視点を当ててみたことはありますか?今回は充電器に焦点を絞って説明します。
充電器に書かれている数字って何?
今から説明しますね。
電気の話になるのですが、電気の力に成り立つ式が存在します。
それがこちら!
「W=VA」です。
なんのこっちゃ?だと思うので解説していきます。
W(ワット)は、消費電力
V(ボルト )は電気を押す力
A(アンペア)は電気の流れる量
これを当てはめると
電力(W)=電圧(V)×電流(A)となります。
ちなみに人間は1Aでも体に流れるとチーンしちゃいます。
これを頭の片隅にでも置いといてください。
実際の数値を入れてみた
今度は実際に数値を入れてみましょう。大体のスマホの電圧は5Vとなっています。
小さくて見えずらいのですが、充電器に「Output 1A」と書かれています。出力が1Aですよ。という意味です。
iPhoneを利用されている方は、Apple純正の充電器を使っている方が多いと思いますが、その充電器は出力が1Aとなっています。先ほど、電圧は5Vといったので計算してみると、
W=5V×1A
となり、消費電力は5Wとなりますね。
まぁそうですよね。5Wと言われてもピンときませんよね。なので実際に検証してみました。
0%から、80%近く充電するのに3時間弱かかりました。
例えば、iPadなどの充電器を見ると、2.1Aと書かれています。これを先ほど同様に式に入れて計算するとW=5×2.1となり、
電力は10.5Wとなります。単純計算として5Wより2倍近い電力の差があるので、80%充電するのに1Aの半分ほどで可能ということになります。
安い充電器は使うな!
たまにめちゃくちゃ安い金額で充電器が売られていると思いますが、よく確認しないで購入してそのままスマホを充電した場合に最悪スマホが故障する場合があります。これは、スマホ側に流れる電流を調整されるように制御されているためです。
iPhoneでいうと2.1Aまで電流を流せるのですが、安い充電器の出力電流が0.5Aだとすると、充電速度は遅いですよね。そうなるとどうなるかというと、スマホ側は充電速度が遅いので、もっと早く充電しようとします。すると、スマホ内部のバッテリーが発熱して最悪発火の原因になります。
逆に、出力が5Aの充電器があったとして充電を行った場合は先ほどとは逆で、2.1Aまでしか受け入れられないのに5A流れてしまうと容量オーバーですよね。
なので、スマホ側は2.1Aに下げようと働きます。そしてまた発熱の原因になります。
要するに電流が高くても低くてもスマホ側にはよくないということです。
最近見かける急速充電
家電量販店等で、充電ケーブルや、充電器を見ると急速充電対応!と記されている商品がありますよね?では、それらを使えば急速充電できるんだー!と思われがちですが実はそうではないです。
それは、端末側が急速充電に対応していないと意味がありません。
そもそも、「急速充電」の定義ってなに?って感じなのですが明確にはないみたいです。
例えば、5Wで充電できるスマホがあった場合、5V×1Aの充電器を使えば5Wで充電できてこの場合、端末の上限のワット数で充電しているので急速充電しているとなります。
反対に、20Wで充電できるスマホの場合は5Wで充電すると全然足りてないですよね?残り15W分が損です。なので急速充電とは言えません。
このように、端末側によってワット数が決められており上限いっぱいのワット数を供給してあげれば急速充電していると言っていいのではないでしょうか?
ちなみにこれは私が使っている充電器です。USB出力が2ポートついており海外でも使える充電器です。
出力は2.1Aで5Vなので、10.5Wで充電を行っています。端末は以前お話したGalaxy S10+です。
iPhone SEも持っているので2ポートの充電器を使っています。
購入して1年以上たって気づいたのですが正面になんと充電器を挿せるみたいです・・・
こんな感じで。
もっと早くに気づけばよかった・・・
まとめ
充電器は安いのは使わないほうがいいですね。緊急で100均の充電器を使うなどの場合は仕方がないと思いますが、日常的に使うことはおススメしません。
また、最近は急速充電も可能な機種が増えてきているのでややこしくなりがちですが、注意すべき点は
①端末側のMAX電力
②充電器の電流(A)と電圧(V)
ですね。
モバイルバッテリーにも同じように記されているので見てみてくださいな。
次回は、急速充電について深堀していけたらと思います。
最後まで読んでくれてありがとうございます。
明日もまた、よろしくお願いします。
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