数多く存在する「急速充電」をもう一度振り返ろう!!
突然ですが、3年前に初めて海外の歯磨き粉を購入して使った話を15秒だけします。
味は舌がすこし痛くなる感じでピリピリしました。ただ、海外の歯磨き粉は国内のものと違って歯を白くする成分が入っていて歯を白くするホワイトニングの期待が持てるといわれています。
国内の歯磨き粉は薬品関係の法律で歯を白くする成分が入っていないみたいです。
昨日、また注文して使っていますが白くなっているのかどうかといったところです。。
今から毎日歯の写真をとって一カ月後と比べてみたらわかるかな!?
やまちゃんです♪
以前の記事でスマホの充電に関することを紹介し、ちらっと急速充電の話もしました。前回は急速充電のことにはあまり触れていなかったので今日はこの記事で急速充電について深堀りしていこうかなと思っていますので、ぜひお付き合いください~!
急速充電のおさらい
前回の記事で、急速充電に触れているのでまだ見ていないあなたは、この記事を読んでから本記事を読むことをおススメします!
スマホの充電に関して知っておいたら得!!急速充電についても触れます!
簡単に説明しますと、急速充電とは通常の充電よりも多くの電力を流すことで急速で充電される仕組みです。
充電ケーブル
急速充電をするためには必須となる充電ケーブル(以下、USBケーブルと表記)の規格を紹介します!
※「充電ケーブル」と表記していますが、実際は「USBケーブル」という名前なのでUSBケーブルで説明します。
以下の3種類です。
①データ転送のみのUSBケーブル
②給電のみのUSBケーブル
③①と②が合わさったUSBケーブル
よくスマホをパソコン等と接続してデータ移動をする方は知っていると思うのですが、実は規格が違うので気を付ける必要があります。
①データ転送のみのUSBケーブルでは、データ転送のみしか行えず、充電ができません。
逆に、②給電のみのUSBケーブルは、データ転送ができないのでパソコンにつないだとしても充電しか行われません。
③のUSBケーブルは使っている割合的には多いケーブルで、データ転送と充電が行えます。パソコンとスマホをUSBケーブルでつないだ時に、データ移動と充電ができるケーブルは③のUSBケーブルとなります。
急速充電の種類
最近は色んな急速充電の規格があるので一つずつ整理してみましょう。
USB PD
これは「USB Power Delivery」の略で、電圧20V、電流が5Aで最大100W魔での急速充電が可能となっている規格です。しかし、実際には100Wで充電すると発熱だったり、安全面での問題が生じるため100Wで充電することはほとんどありません。
また、USB PDは①~⑤に分けられた5種類のプロファイルというものがあります。プロファイル①だと電圧5V、電流2Aの10Wでの充電となります。
プロファイル②は12V、1.5Aで18Wの電力となります。と、5つのプロファイルによって電圧、電流が決められているため電力も決められてしまいます。
Profile | 電圧 | 電流 | 電力(電圧×電流) |
---|---|---|---|
① | 5V | 2A |
10W |
② | 12V | 1.5A | 18W |
③ | 12V | 3A | 36W |
④ | 20V | 3A | 60W |
⑤ | 20V | 5A | 100W |
最大100Wはプロファイル⑤ですが、今現在プロファイル⑤に対応しているスマホや充電器が少ないため、プロファイル③や④を利用する形になります。
実際にUSB PDを利用するには、「充電器」、「USBケーブル」、「端末(スマホ等)」がすべてUSB PDに対応していないと利用できないので注意が必要です。
Quick Charge
アメリカのQualcommが開発した規格で、こちらもは4つの規格に分けられます。
規格 | 電圧 | 電流 | 電力(電圧×電流) |
---|---|---|---|
Quick Charge2.0 | 5V/9V/12V | 2.0~3.0A |
10W |
Quick Charge3.0 | 3.6~12V | 2.0~3.0A | 18W |
Quick Charge4.0 | 3.3~20V | 3.0~5.0A | 27W |
Quick Charge4.0+ | 3.3~20V | 3.0~5.0A | 27W |
Qualcommという会社は、SoC(CPUやGPUなどを1つにしたシステム・オン・チップ)の開発をしており、AndroidスマホにQualcommが開発した「Snapdragon」というCPUが採用されています。
日本ではiPhone以外のスマホにSnapdragonが使われているため、「Quick Charge」はほとんどのスマホに対応しています。
また、Quick Charge4.0とQuick Charge4+は先に説明した「USB PD」と互換性があるため、お互いで充電可能です。
端末がQuick Charge4.0対応で、充電器がUSB PDでも充電可能で、逆ももちろん可能です。
Quick Charge4.0を除いては、下位互換があります。下位互換というのは、端末が>Quick Charge2.0対応で、充電器がQuick Charge3.0であれば充電可能です。
なので充電器はQuick Charge4.0+を用意しておけば端末関係なしに充電可能ですね!
PowerIQ
こちらはAnkerが提供している「PowerIQ」という急速充電の種類になります。
PowerIQはこれまでに説明した「規格」ではなく、万能充電器といったところでしょうか。
どういう事なのかと話しますと、接続された端末に応じて、最適な電力をスマホに送ります。例えば接続された端末がQuick Charge 2.0対応であれば、「PowerIQ」の充電器を使うとQuick Charge 2.0に合わせて電力が供給されるということです。
説明が難しいのですが、簡単に言えば端末に応じて充電器が勝手に電力を変えて送っているよ~という訳です。なんとなくわかっていればOKです!
その他
いくつか紹介してきましたが、まだほかにもあります。それは企業が独自の規格を持っているものです。例えば、Huaweiであれば「SuperCharge」、OPPOは「VOOC」といった具合に各社で独自の規格を採用しておりますが、純正品以外だと対応していないことが多いのでこれらの機種を購入した際に付属している充電器やケーブルはなくさないようにしてください!
まとめ
急速充電の規格をいくつか紹介してきました。今やAnkerのPowerIQを1つ持っていれば大体の規格に対応できるので便利になりました。もちろん充電器だけでなくケーブルとスマホ側もしっかりと確認して自分に合う充電器を購入して下さい。
本記事では急速充電について理解するということが目的なのでこの充電器がおススメ!といった紹介はしていません。今後もしかしたらするかもしれませんが・・
最後まで読んでくれてありがとうございます。
明日もまた、よろしくお願いします。
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