飛行機でwifiがつながる訳とは!?
今日は暑いと思いきや、風が冷たく寒かったです。
寝るときに半袖半ズボンで眠ったため朝がかなり寒くて今日は長そで長ズボンで寝ます。
やまちゃんです♪
最近は新型コロナの影響で、旅行者が減りつつありますが皆さんは飛行機に乗ったことはありますでしょうか?
ほとんどの方が乗ったことがあると答えると思いますが、そんな飛行機に無料で使えるWi-Fiが導入されていることをご存じでしょうか?
そうなんです。無料でWi-Fiが使えるんです。
でもここで一つこういう疑問を持つと思います。
私もそうでした。なぜ飛行機でWi-Fiが使えるのか分かりませんでしたが、今回この記事を書くことで理解できたので皆さんにもぜひ知っていただきたいと思います。
こういった身近な疑問の答えを知っていると突然何か話して。とか話題を振られたときに話せる上、実際に聞く側も使ったことがある飛行機なので耳を傾けて聞いてくれます。
なんで飛行機の中でWi-Fiが使えるの?
では、このブログを読んでいるあなたはこの疑問を知りたくてしょうがないはず。なので答えから発表しますね。
です。
言葉だけ聞いても??となると思うのでもう少し細かく説明します。
衛星システム
これは図に書いたら一発で理解できるのでこちらを見てください。
ドーーン!
という訳です。
JAL(日本航空:以下JAL)やANA(全日本空輸:以下ANA)どちらも仕組みは同じです。
まず①の地上に設置されているアンテナから②の衛星に向けて電波を放ちます。
①から放たれた電波を衛星が受け取ります。
受け取った電波を今度は②の衛星から、③の飛行機に放ちます。
※①のアンテナは赤道上に設置されています。
これだけです。言葉で聞くと難しいですが、図で表すとあら不思議。簡単ですね!
JALは国内線、国際線それぞれで航空機向けのサービスプロバイダというものを契約しています。
国内線はアメリカのGogo社という会社で、国際線はパナソニックアビオニクス社というところです。
補足:ANAはパナソニック アビオニクス社と契約しています。
仕組み的には同じなので今回はJALが契約しているGogo社を例えします。
国内線で使用しているサービスプロバイダのGogo社のアンテナは実は日本企業のアンテナを利用しています。
その企業はテレビチャンネルでおなじみのスカパー!です。
驚きですよね。飛行機に乗ったら利用するWi-fiに実はスカパーが絡んでいたなんて!
そして②の衛星は人工衛星の「JCSAT-5A」というものを利用しています。
なのでまとめると、スカパーのアンテナを利用してGogo社が人工衛星に電波を放ち、その電波を
人工衛星から飛行機が受け取ることで、機内でWi-fiが使える。ということになりまます。
実は今紹介した通信方式以外にもう1つあります。それは「ATG(AIR-to-GROUND)方式」といいます。
ATG方式って?
ATG方式というのは、地上から上空へ電波を放して送受信する方式です。
先ほどのものは、衛星を経由する必要がありましたが、ATG方式では衛星は使わず直接飛行機に電波を送ります。
こちらも図を用意したのでご覧ください。
ドーン!
地上から放たれた電波を直接飛行機に送っていますよね。
これがATG方式です。
ただ、地上から上に飛ばすため陸がなければいけません。
アメリカ等は大陸続きのためATG方式が採用されつつありますが、日本国内で飛行機を使う際は海を渡ることが多いです。
その場合ATG方式が使えないので日本では先に紹介した衛星システムが導入されています。
仕組みは分かったけどどうやって受信しているの?
見えにくくてすみません。飛行機の上部の後ろ側にぽこっと出ている箇所があります。
この部分に飛行機側で電波を受信するために必要なアンテナが入っています。
アンテナも写真も入れたかったのですが見つからず。。
※ATG方式では上部ではなく、お腹側(下側)にアンテナが入っています。
ちなみにこの飛行機の写真は那覇空港で撮った写真です。まさかブログで使うとは一切思っていなかったです。
なんせ写真を撮ったのが約1年前ですからね笑
と質問が飛んできますね。
結論は、受信できます。
アンテナの写真がなかったので説明しずらいのですが、アンテナが水平方向に回る部分と縦方向に回る部分があり、どこに電波があっても受信できるようになっているみたいです・・・
説明不足でごめんなさい。
まぁ、とりあえずものすごい早さで飛んでいてもぐるぐる回るアンテナのおかげで電波をキャッチできるんだなと理解してください。お願いします。
受信した電波をどうやって機内に飛ばしているの?
ここまでで、飛行機に電波を受信する仕組みが分かったと思いますが今度は受信した電波を
機内のWi-fiとして飛ばしている仕組みを説明します。
これは簡単です。皆さんも自宅に光回線を引いていると思いますがその際に使用している「ルーター」です。
そう。あのルーター!Wi-fiを飛ばす機器ですよね!?
それが飛行機にも入っています。
どこに設置されているのかというと、飛行機内の天井にあります。
このルーターのおかげで、飛行機が受けた電波を皆さんがWi-fiとして使えるわけですね!
各ルーターの設置数はGogo社によって定められているとかなんとか。。。
機内でネット通信してもOKなの!?
昔は、飛行機に乗ると携帯や電波を発する電子機器は電源を切らないといけなかったですよね?
次に規制が緩和されて、機内モードにすれば使用していいですよ。となりました。
なので昔はPSPやDSも利用すらできなかったわけです。私も昔、飛行機に乗っているとき写真を外の写真を撮ったらCAさんに見つかり、電源切ってくださいと注意されました。
今は電波を発しなければOKなので、事前にダウンロードした映画などを見たり、音楽を聴いたり、オフラインのゲームをしたりと機内での時間つぶしが増えました。
と、飛行中に電波を発しなければ使用してもOKということから、Wi-fi導入が進んだわけです。
実際は上空にいるときに機内モードを解除しても圏外だと思うのでどのみちネット通信できないわけですが、万が一受信して飛行機の機器に影響を及ぼすと大変なことになるので一律で機内モードにしないといけないわけですね。
まとめ
飛行機でWi-fiが使える仕組みを説明してきました。
まさか地上から電波を飛ばして衛星を使い、飛行機が受信しているなんて思ってもいなかったんじゃないでしょうか?
衛星を使うというのはイメージしていた方はいるかもですが・・・
そして、飛行機上部にアンテナ、飛行機内にルーターが設置されていることを新たに知ることができたと思うので次回から飛行機に乗る際に、飛行機を見てもらいあそこの出っ張りにアンテナがあるんだ!機内の天井の中にはルーターが入ってるんだ!と思い出してください笑
旅行等の際には利用する飛行機ですがWi-fiを使える仕組みを知っている方は少ないのではないでしょうか?この記事を読んだあなたは自慢できますね!!
どうぞ、どや顔で自慢して下さい!引かれても責任は取りませんので・・・
最後まで読んでくれてありがとうございます。
また、明日もよろしくお願いします。
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